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防災ポーチとは?中身や日常で持ち歩くためのポイントを防災士が解説

災害はいつ起きるかわかりません。ご自宅ですでに非常用持ち出し袋や防災用品の備蓄をするなど、災害への備えを行っているものの外出先や勤務中に被災することもあります。持ち歩ける災害への備えが「防災ポーチ」です。

本記事では、防災ポーチの概要や具体的な中身、便利に持ち歩きをするためのポイントを解説します。防災ボトルについても触れていますので、ぜひ参考にしてください。

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防災ポーチとは?

防災ポーチとは、自分に必要となる防災用品をコンパクトにまとめて、持ち歩けるように小さなポーチにまとめた防災用品です。かばんのなかにいつでも防災ポーチを入れておくことで、外出先で災害が発生したときでも、自宅への帰宅中や避難時、または1晩安全かつ衛生的に過ごすことができます。

防災ボトルとは?

防災ボトルという言葉を聞いたことがある方も多いかもしれません。防災ボトルは防災ポーチの入れ物をウォーターボトルにしたもので、持ち歩ける最低限の必需品を入れるという点は防災ポーチと共通しています。

防災ボトルは、「警視庁警備部災害対策課」のXのツイートで発信され話題になりました。入れ物をウォーターボトルにすることでコンパクトに収納できる、といったメリットがあります。入れ物は防災ポーチ、防災ボトルいずれでも問題ありません。自分が取り扱いや持ち歩きがしやすいものを選びましょう。

防災ポーチ(防災ボトル)はいつ使用する?

防災ポーチや防災ボトルは、以下のように自宅以外で災害が発生したときに使用します。

  • 外出先
  • 勤務中、勤務先
  • 学校

いつも外出や通勤に使用するかばんのなかはもちろん、子ども用の防災ポーチを作って通学用のかばんやランドセルに入れておくこともおすすめです。

災害によって公共交通機関が止まってしまった、災害によって子どもが学校や避難所にとどまる、といったときに「避難所で1番過ごすとき」「歩いて自宅に戻るまでの間」を安全かつ衛生的に過ごすための防災グッズを入れておきます。

防災ポーチの具体的な中身

防災ポーチには、外出先での災害発生時「1晩」または「自宅まで帰宅する間」などの限定的な時間を安心して過ごすためのものを入れます。そのため、入れるものは自分や子どもなど、防災ポーチを使用する人が必要と思ったもので構いません。

とはいえ「どんなものを入れていいかわからない」という方も多いかもしれません。防災ポーチの中身の候補となるものを以下にまとめました。

  • レスキューシートまたはアルミブランケット
  • アルミ製のスプーン
  • 口にできるもの(のどあめ、ようかん、チョコレートなど)
  • 小型のライト
  • 携帯用トイレ
  • 救急笛(ホイッスル)
  • ゴミ袋
  • ウェットティッシュ
  • アルコールスプレー
  • 絆創膏
  • 圧縮タオル
  • ボールペン
  • はさみ
  • マスク
  • 現金
  • 防災ラジオ
  • モバイルバッテリー
  • 家族の連絡先のメモ
  • その他自分に必要なもの

それぞれの中身について解説します。

レスキューシートまたはアルミブランケット

レスキューシートまたはアルミブランケット

折り畳めてコンパクトになるレスキューシートまたはアルミブランケットがあれば、防寒対策ができるだけでなく、雨よけや風よけとしても使用できます。レジャーシートのように敷けば、避難所などで横になることも可能です。カサカサ音のならない静音タイプを選ぶと、避難所などの人が多いところでも使いやすいでしょう。

アルミ製のスプーン

軽くて丈夫なアルミ製のスプーンは、カトラリーとしてはもちろん、簡易的な工具としても使用できます。

口にできるもの

空腹をしのぐために、小さな口にできるものを入れておきましょう。のど飴は乾燥防止にも役立ちます。羊羹やチョコレートは小さいながらもカロリーが取れます。ただしチョコレートは溶ける心配のない季節に入れることをおすすめします。

小型のライト

停電時の照明や、夜間の避難時に灯りとして使用します。小型でコンパクトに持ち運びができるもの、両手が空いた状態で使用できるヘッドライトなどがあります。持ち運びや使いやすさで選びましょう。

携帯用トイレ

大規模災害発生時は、ライフラインが止まってしまいます。電気はもちろん水道が使えなければトイレも使用できなくなります。携帯トイレもぜひ入れておきましょう。

マイレットでは、1日分がコンパクトなセットになった携帯トイレ「5回分トイレ処理セット(1パック)」を販売しています。5回分の抗菌性凝固剤と排便袋、さらに持ち運び袋が含まれているため、防災ポーチにひとつ入れておくと安心です。

救急笛(ホイッスル)

周囲に自分の存在を知らせるための笛です。万が一どこかに閉じ込められてしまったときには、大声を出し続けると体力を消耗します。笛を入れておきましょう。

ゴミ袋

すっぽり被れる90Lがおすすめです。着替えや汚物などを入れるゴミ袋として使うだけでなく、穴を開けてポンチョとして使用することも可能です。

衛生用品

ウェットティッシュ、アルコールスプレー、絆創膏、圧縮タオル、マスクなど、手指の消毒や怪我の応急手当に使えるものを入れておきましょう。

文房具

何かを書いたり、切り離したりといったことも多いため、ボールペンやはさみなどを用意しておくと便利です。

現金

停電時はクレジットカードやQRコードなどのキャッシュレス決済が使用できなくなります。小さめのジッパー袋に現金を入れておくと安心です。

防災ラジオ

災害時の情報収集元として、ラジオを入れておくと良いです。スマートフォンでも情報収集はできますが、バッテリー切れを考慮し温存しておくことをおすすめします。

モバイルバッテリー

スマホの充電に使用します。太陽光で充電ができるものだとより便利です。

家族の連絡先のメモ

スマホの電源が切れてしまうと、家族の連絡先がわからなくなってしまうこともあります。あらかじめ紙のメモを用意しておくと良いでしょう。

その他自分に必要なもの

その他、以下のような自分や家族に必要なものを入れておきます。

  • 生理用品
  • 常備薬
  • メガネ・コンタクトレンズ
  • おくすり手帳のコピー など

持ち歩きしやすい防災ポーチづくりのポイント

防災ポーチは、災害に備えていつでもどこでも持ち運べるようにつくることが重要です。覚えておきたい防災ポーチづくりのポイントを以下にまとめました。

  • ポーチ(ボトル)は防水または撥水性能のあるものにする
  • コンパクトにまとめる
  • なかからものを取り出しやすいようにする
  • 総重量は500g程度までにおさえる
  • 100均など気軽にそろえられるグッズを利用する
  • 季節に合わせて中身を入れ替える(防寒、熱中症対策など)

かばんの中にあって当たり前、邪魔にならず安心して持ち運べる防災ポーチをぜひつくってみてください。

まとめ

防災ポーチの概要や活用シーン、中身、持ち運びをしやすくするためのポイントを解説しました。防災ポーチを作ってかばんの中に入れておくことで、いつでもどこでも安心して持ち運びができます。自分に必要なものを考えたうえで、ぜひ防災ポーチを作って携帯してみましょう。

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